PET-CT武田病院 画像診断センターシーメンス Biograph Vision 450 令和4年12月PETとCTが合体した装置です。PETには高感度・高分解能型検出器が搭載され、微小病巣検出において優れた性能を発揮し、また検出器リングを増やすこと(TrueV)で一度に撮影できる範囲が大きくなり、検査時間が短く、患者様の負担も軽減されます。CTにおいても被ばく低減機構(CARE Dose 4D)により、従来よりも少ないX線で撮影が可能です。血管撮影装置武田病院キヤノンメディカルシステムズ Alphenix INFX-8000V/HD Core+ 令和3年5月循環器用心臓アンギオシステムを更新しました。最新鋭の当診断装置は、画像解像度が飛躍的に上がり、問題とされる放射線被ばくも大幅に低減できます。また、心臓の血管のみならず足の血管(末梢血管)の診断や治療にも幅広く対応できます。放射線被ばくについては、放射線が照射された部位を人体の3Dモデルにリアルタイムでカラー表示できるシステムを利用しています。積算される被ばく線量が視覚化できるため、患者様の被ばくに注視しながら負担をよりいっそう軽減できるよう医療スタッフは尽力しています。キヤノンメディカルシステムズ Alphenix BiPlane INFX-8000V 令和4年11月脳や肝臓など様々な臓器の撮影、治療を行う装置です。FPDというデジタルセンサーでX線を画像化し、最新の画像処理ソフトと合わせ、従来型に比べ少ない放射線で鮮明な画像が得られます。また体の前後と左右方向を同時に撮影できるため、検査時間の短縮や造影剤の減量が図れます。また3次元的に画像構成し病変を立体的に観察することが可能です。シーメンス AXIOM Artis zee BA Twin Biplane、FPD 平成24年6月大口径(長方形)FPD(29.6cm×38.2cm)を前後左右に搭載し、頭頸部・体幹部・四肢部と様々な部位で大視野かつ高精細な収集画像を提供することができ、オールマイティな検査や治療が可能となった装置です。画像表示は最新56インチモニタにて大画面に描出でき、治療の高度化による多種多様な情報を、3Dなど様々なレイアウトコンビネーションにより術者に効率よく提供できます。武田総合病院キヤノンメディカルシステムズ Alphenix BiPlane INFX-8000V 令和3年8月循環器用心臓アンギオシステムを更新しました。武田病院と同様の装置になりますが、武田総合病院ではX線管を2つ搭載されたデュアルプレーン装置に更新しました。各々のX線管を自由に動かせ、汎用性が高く、循環器のみならず腹部や脳血管への使用も可能であり、様々なニーズの両立できる装置です。画像解像度も最新鋭の装置は高く、大幅な被ばく低減も可能となっています。被ばく線量についても可視化できるシステムを使用しているため患者様の負担軽減を担っています。シーメンス ARTIS icono D-Spin (DSA) 令和5年9月画像処理能力が格段に上がり、カテーテルや動脈瘤用コイル、各種ステントなどの治療·診断器材の視認性が向上しています。また、三次元撮像時、正面・側面のCアームを同時可動することで撮影時間を大幅に短縮できます。さらには、高精細な3D画像を基に、ワークステーションで解析・計測、シミュレートが可能となり、これまで以上に質の高い安全な診療につなげることができます。不整脈アブレーション 3Dマッピングシステム武田病院ジョンソン&ジョンソン CARTO-3 SYSTEM BWJC3SPUNGEN平成21年7月CARTO-XP導入 ⇒ 平成22年12月CARTO-3導入 ⇒ 令和5年10月 同 BU専用カテーテルと装置が連動し不整脈の診断と治療をサポートします。磁気センサーテクノロジーで高精度の位置情報や心臓内の電位情報を同時に取得出来るため効果的なマッピングが可能となります。また、心筋組織との接合度合いの表示が出来るため、過焼灼や心筋損傷などのリスクを低減します。武田病院Abbott Emdical Japan EnsiteX令和3年12月導入 ⇒ 令和5年11月 BU磁気を用いたナビゲーション(VoXel)モードとインピーダンスを用いた(NavX)モードを搭載。選択可能な2種類のナビゲーションモードにより不整脈診断をサポートします。正確で局所的な焼灼ターゲットの特定が可能で効果的なイリゲーションフローにより流量を減らし、患者様への負担が軽減します。スチームポップや血栓予防といった点からも、スリット構造とコンタクトフォースの技術の相乗効果で、より安全かつ効率的な治療が可能となっています。武田総合病院ジョンソン&ジョンソン CARTO 3 システム BWJCARTO3平成22年12月CARTO-XP導入 ⇒ 平成26年12月CARTO-3導入 ⇒ 令和6年3月 同 BU アブレーション治療において最も重要なことは、全てのカテーテルを正確に視覚化すること、そして心臓の解剖を迅速に視覚化し不整脈の機序・基質を明確に視覚化することです。このシステムは磁気センサー付カテーテルを利用し位置の検知を行うだけでなく、GPSシステムを応用し3次元で絶対位置を同定することが出来る不整脈治療の新しいイメージングシステムです。予め撮影した左房CTデータと超音波診断装置のデータを合成することで、環境に左右されない平均誤差1mm以内の精度を実現しています。磁気を利用することにより、手技中に被曝するX線量の軽減が期待されます。55
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