武田病院グループ年報 2023 第35巻
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研修病院名研修プログラムの名称臨床研修病院の指定区分基幹型臨床研修病院目標と特色研修期間定員管理病院プログラム責任者研修医の指導体制など研修内容医療法人財団康生会 武田病院医療法人財団康生会 武田病院初期臨床研修プログラムスーパーローテート方式の臨床研修を基本とし、2年間の初期研修プログラムを基に研修を行う。本プログラムの特徴は、プライマリ・ケアから専門医、研究医になる素養を身につけると共に、救急医療、地域医療、介護にも接し、専門にとらわれず一般医療を広く扱い、いつ、いかなる状況においても基本的医療行為、医療活動を全人的に行い得る医師としての医学的な基礎をつくることとしている。また、将来の専攻科に関わらず、プライマリ・ケアに必要な基本的診療能力(態度、技能、知識)を身につけることを目標とする。医療の社会的ニーズを認識しつつ、地域に密着した救急医療の経験を積み、科学的根拠に基づいた医療の実践を通し、患者さんとの良好なコミュニケーション能力を培いつつ、自ら考え診断、治療できる臨床的技能および全人的な幅の広い診療能力を身に付けることとしている。2年間2名(令和4年度採用実績2名)病院施設名 医療法人財団康生会 武田病院所在地 京都市下京区塩小路通西洞院東入東塩小路町841-5永田 一洋(臨床研修部長・呼吸器センター内科部長)研修医に対する指導は指導医と呼ばれる医師が行う。指導医は、原則として、7年以上の臨床経験を有する常勤の医師であり、医師の臨床研修に係る指導医講習会の開催指針に則った指導医講習会あるいはそれと同等以上の講習会を修了しており、研修管理委員会より指導医として委嘱されている常勤医師がこれにあたる。指導医は各診療科に配置されており、個々の指導医が、勤務体制上指導時間を十分に確保している。指導医1人が指導を受け持つ研修医は、原則として1名である。但し、ローテートの都合により、小児科、産婦人科、精神科、その他の科でも2名または3名となることもある。指導医は、担当する分野における研修期間中、研修医ごとに臨床研修の目標の達成状況を把握し、研修医に対する指導を行い、担当する分野における研修期間の終了後に、研修医の評価をプログラム責任者に報告する。指導医は研修医に対する指導に関する責任者又は管理者の立場にあるものであり、指導医が研修医を直接指導することだけでなく、指導医の指導監督の下、上級医(研修医よりも臨床経験の長い医師をいう。以下同じ)が研修医を直接指導すること(いわゆる「屋根瓦方式」)も想定している。その他の研修分野についても、適切な指導力を有している者が、研修医の指導にあたっている。研修の評価及び認定において、指導医は、研修医の指導を行った者、あるいは研修医とともに業務を行った医師、看護師その他のコ・メディカルスタッフと十分に情報を共有し、それぞれの評価を把握した上で、責任を持って評価を行う。また、指導医は研修医と良く意思疎通を図り、実際の状況と評価との間に大きな乖離が生じないように努める必要がある。一方、研修医による指導医の評価も、指導医の資質向上に資すると考えられることから、実施している。(1)スーパーローテート方式研修(2)研修プログラム及び研修ローテート【1年目】○オリエンテーション:約1週間○内科系(6.5ヶ月)<総合内科、内分泌・糖尿病内科、循環器内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、不整脈科、腎臓内科※>(※協力型臨床研修病院:京都武田病院での研修も含む)○救急医療(2ヶ月):内科救急及び外来救急を救急部門にて研修。○選択必修科目(3.5ヶ月):麻酔科(1.25ヶ月)、一般外科及び外科系診療科(2.25ヶ月)※から選択。<※外科系診療科:整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、泌尿器科から選択>【2年目】○産婦人科(1ヶ月)※、小児科(1ヶ月)※掲載情報は、2022年度プログラム作成時点における情報医療法人医仁会 武田総合病院医療法人医仁会 武田総合病院初期医師臨床研修プログラム基幹型臨床研修病院将来、高度の専門医あるいは、プライマリ・ケアに対応し得る臨床医のいずれを目指すにも、社会的ニーズを認識した医師としての基本的な診療能力を養い、態度、技能、知識の修得を目的とする。スーパーローテート方式の臨床研修を基本とし、2年間の初期研修プログラムを基に研修する。本プログラムの特徴は、プライマリ・ケアから専門医、研究医になる素養を身につけると共に、救急医療、地域医療、介護にも接し、専門にとらわれず一般医療を広く扱い、いつ、いかなる状況においても基本的医療行為、医療活動を全人的に行い得る医師としての医学的な基礎をつくることを目標とする。2年間6名(令和4年度採用実績6名)病院施設名 医療法人医仁会 武田総合病院所在地 京都市伏見区石田森南町28-1中前 恵一郎(臨床研修部長・総合診療科部長)研修医に対する指導は指導医と呼ばれる医師が行う。指導医は、「医師の臨床研修に係る指導医講習会の開催指針(平成16年3月18日付け医政発第0318008号」に則った指導医講習会あるいはそれと同等以上の講習会(「臨床研修指導医養成講習会(PMET主催)」、「医学教育者のためのワークショップ(厚労省・文科省主催)」)を修了しており、研修医に対する指導を行うために必要な経験及び能力を有している者である。指導医はローテートが必須である各診療科に配置されている。その他、選択研修診療科にも配置されている。また、個々の指導医においては、勤務体制上、指導時間を十分に確保している。指導医1人が指導を受け持つ研修医は、原則として1名である。但し、ローテーションの都合上、2名または3名となることもありうる。指導医は、担当する分野における研修期間中、研修医ごとに臨床研修の目標の達成状況を把握し、研修医に対する指導を行い、担当する分野における研修期間の終了後に、研修医の評価をプログラム責任者に報告する。指導医は研修医に対する指導に関する責任者又は管理者の立場にあるものであり、指導医が研修医を直接指導することだけでなく、指導医の指導監督の下、上級医(研修医よりも臨床経験の長い医師をいう。以下同じ)が研修医を直接指導すること(いわゆる「屋根瓦方式」)も想定している。その他の研修分野についても、適切な指導力を有している者が、研修医の指導にあたっている。(1)スーパーローテート方式研修(2)研修プログラム及び研修ローテート【1年目】○オリエンテーション(1週間)○内科系6ヵ月<総合診療科(8週間)、循環器内科・呼吸器内科・消化器内科、脳神経内科(各4週間)>○救急6週間○外科8週間(外科4週間、整形外科4週間うち宇治武田病院整形外科2週間)○産婦人科4週間○小児科4週間○病院必修 麻酔科4週間【2年目】○精神科(桜花会醍醐病院)4週間○地域医療5週間 へき地医療(宮津武田病院)4週間、開業医1週間127(5)卒後臨床研修の状況医科臨床研修の状況

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