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専攻医

総合診療科専門研修プログラム

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総合診療科専門研修

総合診療専門研修プログラムのご紹介

日本の医師が目指す方向性として専門医志向という言葉がよく言われますが、近年は、あまりにも専門化・細分化しすぎた現代医療の中で、特定の臓器・疾患に限定せず、全人的に人間を捉え、すべての領域の高頻度疾患に対処できる医師が求められるようになってきました。また、近年の災害発生の増加や新興感染症のアウトブレイクに伴い、「症状」や「身体所見」に基づいて適切な診断に向けてのマネージメントができ、急激な医療現場の変化にも柔軟に対応が可能な総合診療科医がますます必要とされるようになりました。

このような時代の変化を背景に、昨今の臨床研修プログラムや専門研修プログラム制度の改定において、総合領域の研修の重要性が強調され、総合診療専門医の育成が求められております。

医仁会武田総合病院では早くから総合診療科の必要性を理解して、1997年12月に総合診療科が設立され、院内の専門診療科や地域医療を支えるとともに、2004年に研修医制度が始まってからは研修医教育の中核的役割を担ってまいりました。さらに、2017年からは新専門医制度の開始とともに「医仁会武田総合病院総合診療専門研修プログラム」を発足させ、総合診療医を目指す専攻医の養成を担うようになりました。

当院総合診療科には、専門診療科での一定の経験を積んだのちにさらに多角的診療能力の修練を目指して来られる医師や、臨床研修を終えた後に地域医療でプライマリ・ケアを実践することを目指して来られる医師、中規模病院での病院総合診療医としてのやりがいを求めてこられる医師、研修医などの後進の育成を生きがいとしてこられる医師など、数多くの医師が集まってきています。

私たちにとって総合診療科は、深い知的好奇心を刺激してくれるとともに、多くの医師やコメディカルから頼られてやりがいを感じさせてくれる診療科です。高い志を持って総合診療専門医を目指す皆様が、私達と一緒に地域医療に貢献し、一緒に高みを目指して学び合う仲間としてお越しいただけることを、心よりお待ちしております。

医仁会武田総合病院 総合診療科
医師一同

プログラムの特徴

  1. 1症例豊富な基幹病院での研修

    25診療科を有し、質・量ともに十分な症例経験ができる医仁会武田総合病院を基幹病院として研修が可能であり、専門診療科と密接な連携を図りながら病院総合診療医としての技術を習得可能です。

  2. 2地域と密着した充実した1年半の地域医療研修

    京都市南丹医療圏の中核病院である京都中部総合医療センターにて内科専門研修を6ヶ月間、宮津市の唯一の有床病院である宮津武田病院、そして家庭医/総合診療医研修施設として充実した研修プログラムを有する弓削メディカルクリニックにてそれぞれ6ヶ月間の地域医療研修が可能です。

  3. 3外来選択研修が可能

    プライマリケアに必要な皮膚科、眼科、整形外科、耳鼻科、泌尿器科心療内科、について、基幹病院における総合診療科や内科、救急、小児科研修中に週1回の外来研修を必須研修および自由選択研修として学ぶことができます。

  4. 4無理なく働きやすい職場環境

    当院は2024年からの医師の働き方改革の義務化にむけて、いち早く働き方改革に取り組んでおり、出産や育児・介護などのライフイベントにも対応した柔軟な職場環境にて勤務することができます。

ローテーションの例

研修施設郡

モデルローテーションプログラム

研修方略

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