呼吸器内科
Q&A
大学医局との関係はありますか。どのような医師が集まっていますか。
現在の常勤医は京都大学呼吸器内科の医局に所属しています。どこの大学でも、医局に所属していなくても、当科での研修は歓迎です。
どのような患者さんが来られますか。
診療をおこなっている疾患は、肺癌、気管支喘息、COPD、肺炎、びまん性肺疾患(間質性肺炎、膠原病/血管炎の肺病変、サルコイドーシス)、結核などです。
どのような診断・治療機器がありますか。
一般的な検査(CT、肺機能検査)、気管支鏡、放射線科および呼吸器外科にサポートいただきCT/超音波ガイド下生検、VATS下生検が可能です。
症例件数はどのくらいですか。臨床研修医・専攻医の受け持ち患者数(1日当たり・年間)は何名程度ですか。
1日の外来患者数平均は27名、入院患者数は16.6名を常勤医4名で診療しています。臨床研修医/専攻医も常時5-10人程度の入院を担当されています。
臨床研修医・専攻医の教育活動・評価はどのように行っていますか。
入院症例を担当していただき、臨床研修医は指導医と一緒に、診療にあたっています。カンファランス(入院症例カンファランス、画像カンファランス)でのプレゼンテーション、最新の臨床研究論文の抄読会を研修医の先生にも担当していただきます。
検査(気管支鏡検査)、処置(胸腔ドレーン留置など)は指導のもと、研修医の先生に積極的におこなっていただいています。どのような資格が取れますか。
学会の認定施設として、日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会専門医の資格取得が可能です。
専攻医終了後の進路はどうですか。
呼吸器内科医として、当院のみならずほかの病院への就職、大学院への進学など希望に応じて進んでおられます。
カンファランス、その他の勉強会はしていますか。
入院症例のカンファランス、放射線科と合同の画像カンファランスは週に1回。
不定期ではありますが、最新の呼吸器分野に関連した論文を勉強する抄読会を行っています。
そのほかに、呼吸器外科との合同症例検討で外科治療のコンサルテーションをしています。どのような研究活動、学会発表、治験などを行っていますか。
専門医の資格取得のほか、呼吸器/内科の関連学会で毎年2-3演題の発表をしています。
新薬の治験にも参加しています。将来、どのような計画がありますか。
喘息、COPD、びまん性肺疾患など疾患ごとの専門外来の開設。
勤務時間はどの程度ありますか。余暇はどのように過ごされていますか。
常勤医は週4-5日勤務。余暇(研究日)は代診をしあうことで確保されています。
その他、科の「売り」など、自由にアピールをお願いします。
呼吸器内科疾患は感染・免疫アレルギー・炎症・腫瘍と、多岐にわたる病態からなる疾患を知り、その治療に取り組む分野です。その中でとくに追究したい分野を、それぞれの医師が持っていることも多く見られます。
当科には高い専門性を取得できる研修環境が備わっています。
呼吸器内科分野にご興味のある方、ぜひ私達と一緒に働きましょう。