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臨床研修医・専攻医の皆様へ

血液内科(血液免疫内科)

Q&A

  • Q 大学医局との関係はありますか。どのような医師が集まっていますか。
    A

    京都大学血液内科と関係がありますが、もちろん他大学の出身の方も大歓迎です。

  • Q どのような患者さんが来られますか。
    A

    白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫をはじめ造血器腫瘍の患者さんや専門的治療が必要な貧血、血小板減少、凝固異常の患者さんを主に診ています。

  • Q どのような診断・治療機器がありますか。
    A

    血液疾患では骨髄検査が主要な検査ですが、レクチャー用の顕微鏡があります。当科では末梢血幹細胞移植も施行しており、採取用の機器としてヘモネティクス社のCCS(component collection system)を使用しています。

  • Q 症例件数はどのくらいですか。臨床研修医・専攻医の受け持ち患者数(1日当たり・年間)は何名程度ですか。
    A

    血液内科14床のベッド数ですが常に10名以上の患者さんが入院されています(延べ入院210名:2023年)。研修医1名で5名程度担当してもらう予定です。

  • Q 臨床研修医・専攻医の教育活動・評価はどのように行っていますか。
    A

    臨床研修では当院で独自に作成した臨床研修プログラムに沿って研修医を指導しています。具体的には当科では指導医のもとで病棟入院中の血液疾患患者の診断・治療・全身管理を行ってもらいます。全病院的にEPOC2評価をしてます。専門研修では日本血液学会が提示しているプログラムに沿った研修をしてもらいます。

  • Q どのような資格が取れますか。
    A

    新内科専門医制度における内科専門医を3年間で修得し、その後、血液内科の専門研修3年間修了し、専門医試験に合格すれば、血液専門医となります。詳しくは日本血液学会HPをご覧ください。

  • Q 専攻医終了後の進路はどうですか。
    A

    大学院に進学したり、当院で引き続き、血液内科医として診療を続けたり、他の病院に異動したり、希望にていろいろな進路が選択出来ます。

  • Q カンファランス、その他の勉強会はしていますか。
    A

    毎週木曜日15:30からカンファランスをしています。

  • Q どのような研究活動、学会発表、治験などを行っていますか。
    A

    京都大学血液内科が行っている遺伝子研究対象の患者さんの検体を提供したり、各種血液疾患の治療の治験に参加したりしています。学会発表では日本内科学会や日本血液学会などで研究成果を発表しています。

    2023年学会発表
    1.第49回京都医学会
    2023/9/24 京都
    中坊 幸晴、吉田 弥太郎
    COVID-19を合併するもシタラビン+ベネトクラクス併用療法が奏功した高齢の急性骨髄性白血病一例

    2.第85回日本血液学会学術集会
    2023/10/14 東京
    中坊 幸晴、吉田 弥太郎
    A case of Myeloid/NK cell precursor acute leukemia

    3.第58回京都病院学会
    2023/10/29-11/26 WEB
    中坊 幸晴、吉田 弥太郎
    BCR-ABL1を伴う混合表現型急性白血病の一例

  • Q 将来、どのような計画がありますか。
    A

    同種移植適応の患者さんは京都大学血液内科に転院して施行してもらっています。将来的には当院でも施行してみたいと考えています。

  • Q 勤務時間はどの程度ありますか。余暇はどのように過ごされていますか。
    A

    当院の規定通り、週1日研究日あります。平日は基本的に9:00〜17:30あるいは8:30~17:00の勤務になっています。しかし、重症患者さんがいた場合、時間外勤務になることがあります。余暇にはそれぞれ個人の趣味で過ごせます。

  • Q 女医でも就職できますか。
    A

    もちろん女医さんも働けます。

  • Q その他、科の「売り」など、自由にアピールをお願いします。
    A

    近年、血液疾患の治療は日進月歩です。最新の血液疾患の治療を経験することが出来ます。また、水曜日、木曜日に京都大学血液内科の教官が来ており、研究の一端を教示してもらえます。

お困りごとはありませんか?