病院指標
令和5年度 武田総合病院 病院指標
医療の質指標
1. 年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 431 | 113 | 151 | 159 | 289 | 593 | 855 | 2147 | 2121 | 652 |
全体的には70歳以上の高齢者の方が66%を占めており、その比率も年々上昇しています。
当院はICU・HCU・SCU等の高度急性期病床を有しており、365日24時間対応をしています。
また、小児科専門医師が24時間常駐しており、夜間、時間外のお子様の急病にも対応しておりますので、0歳~10歳のお子様も全体の4%います。
2. 診断群分類別患者数等 (診療科別患者数上位5位まで)
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1内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 121 22.18 20.60 16.53% 86.60 - 110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 61 15.93 13.52 4.92% 82.70 - 0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア1 44 14.52 13.88 0.00% 85.59 - 100380xxxxxxxx 体液量減少症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 38 14.71 10.60 5.26% 77.92 - 100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 18 23.33 10.25 11.11% 77.44 - 高齢者の方の、肺炎・尿路感染症が上位になっています。
地域の急性期基幹病院として、救急車、各高齢者施設、診療所等からも多くの入院症例を紹介していただいています。 -
2小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 93 4.54 5.62 0.00% 2.15 - 040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 73 4.27 5.86 0.00% 1.74 - 040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 44 4.09 5.96 4.55% 1.91 - 060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 37 3.54 5.64 2.70% 4.78 - 0400801099x00x 肺炎等(1歳未満)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 26 4.65 5.89 0.00% 0.00 - 小児科は肺炎、インフルエンザ等のウイルス肺炎、気管支炎、ウイルス性腸炎が入院件数の上位となっています。
京都市南部・宇治市を中心に小児の一般的疾患および専門的疾患(小児循環器、小児神経、小児アレルギー喘息、アトピー、小児内分泌)の診療(外来、検査、入院)にあたっております。 -
3外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 060335xx02000x 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 96 3.60 6.87 0.00% 65.29 - 060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 75 3.76 4.55 0.00% 72.77 - 060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0 38 14.68 15.12 0.00% 73.29 - 060150xx03xxxx 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 35 4.40 5.29 0.00% 34.11 - 060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:7あり-副病:なし-0 34 3.94 4.38 0.00% 67.35 - 腹腔鏡を使った胆のう炎・胆石の手術、鼠径ヘルニアの手術が上位になっています。
診療内容は食道癌、胃癌、大腸直腸癌、肝臓癌、膵臓癌、胆道癌などの消化器悪性疾患および胆石症、虫垂炎、鼠径ヘルニア、肛門疾患などの良性疾患一般を対象としています。
さらに乳癌など乳腺疾患の診療も乳腺外科として行っています。 -
4整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 150 40.14 25.50 13.33% 83.48 - 160760xx97xx0x 前腕の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 57 4.37 4.76 0.00% 64.42 - 160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 29 31.83 19.34 6.90% 81.48 - 160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 22 5.09 5.23 0.00% 51.64 - 070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 14 54.50 21.96 0.00% 76.36 - 高齢者の方が、転倒等の際に負傷する大腿骨頸部骨折の手術症例が1位になっております。
当院では骨粗鬆症を基本にした大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折、上腕骨近位部骨折、また外傷による骨折や靭帯損傷などの急性疾患の患者さん、変形性関節症、関節リウマチなどの慢性疾患の患者さんに保存的治療もしくは手術治療を行い、出来る限り早期に、残存障害が少なく日常生活に復帰できるように努めています。
また、院内に回復期リハビリテーション病棟を有し、手術後は集中的にリハビリに取り組むことができます。 -
5脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 40 27.90 19.34 10.00% 84.43 - 160690xx02xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-経皮的椎体形成術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 36 26.22 19.32 11.11% 81.64 - 010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 27 16.52 15.70 0.00% 74.93 - 160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 24 7.42 8.38 4.17% 68.58 - 070350xx02xxxx 椎間板変性、ヘルニア-椎間板摘出術 後方摘出術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 22 9.73 14.08 0.00% 52.91 - 圧迫骨折等の脊椎の疾患、および脳血管疾患の症例が上位になっています。
高齢者の圧迫骨折に対しては「経皮的椎体形成術」を行うことで、できるだけ早く痛みをとって早く家庭復帰できるようにしており、当日ないし翌日退院が可能です。
脳卒中に対しては専門の脳卒中ケアユニットを併設し、救急隊の要請はもとより、近隣の開業の先生方との“病診連携”により、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、頭部脊椎外傷など緊急を要する依頼に対し、SCUホットラインを設けて、24時間、365日、脳外科医が対応可能な体制をとっています。 -
6呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 70 12.33 9.89 0.00% 71.17 - 040200xx01x00x 気胸-肺切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 18 8.39 9.54 0.00% 36.17 - 040200xx99x00x 気胸-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 - - 9.17 - - - 040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍-肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 8.53 - - - 160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 9.36 - - - 肺がんの手術症例や、気胸の手術症例の入院が上位になっています。
肺がんの症例に対しては、呼吸器内科との連携はもちろんのこと、放射線科には画像診断のみならず、微小肺病変に対する術前CTガイド下マーキングや喀血症例に対する気管支動脈塞栓術を、病理部には通常の診断以外に術中迅速診断や免疫染色などの特殊診断を施行していただいております。 -
7心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術 その他の動脈等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 22 6.09 7.57 0.00% 72.00 - 050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 12 11.92 14.70 0.00% 78.00 - 050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 - - 19.20 - - - 050163xx97x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 7.19 - - - 050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0 - - 21.52 - - - 冠動脈手術は質の高い吻合を行うため、人工心肺を使用した冠動脈バイパス手術を基本としていますが、近年は高齢者の増加に伴い、人工心肺を用いないOPCABも行っています。
心臓弁膜症も高齢化に伴い大動脈弁狭窄症が増加しています。
非虚血性の僧帽弁閉鎖不全症に対しては積極的に弁形成術を行っており、最近では全例に形成術を完遂できています。
弁膜症に伴う心房細動に対して積極的に高周波デバイスによるメイズ手術も行っています。
胸部大動脈瘤では、急性大動脈解離や真性瘤に対する手術を行っています。
腹部大動脈瘤は基本的に開腹手術を行っています。
現在、より低侵襲で動脈瘤治療が可能なステントグラフト治療を行っています。
また、下肢静脈瘤に対しては、症状のひどい患者さんにのみ局所麻酔による観血的手術やレーザー治療を行っています。 -
8産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 14 11.00 11.76 0.00% 57.50 - 120090xx97xxxx 生殖器脱出症-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 12 10.92 7.89 0.00% 79.92 - 110050xx99x0xx 後腹膜疾患-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 11 4.09 10.98 0.00% 87.73 - 120010xx99x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 11 5.09 8.87 0.00% 74.27 - 120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 11 7.00 6.00 0.00% 46.64 - 卵巣がん手術、子宮脱手術、後腹膜疾患、卵巣のう腫手術の症例が上位となっています。
10年以上前から、他院に先駆けて腹腔鏡下の手術を開始し、今日では良性腫瘍、子宮外妊娠の80%以上を腹腔鏡下に行い、低侵襲の手術を行っています。
悪性腫瘍に関しては再発リスクを下げるため、国内では癌センターなど先進医療施設が行っている積極的リンパ節郭清術を早期癌にも行い治療成績を上げています。 -
9耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 030400xx99xxxx 前庭機能障害-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 38 4.13 4.73 0.00% 69.92 - 030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 32 5.34 5.51 0.00% 35.00 - 030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 23 2.17 6.02 0.00% 54.22 - 030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-扁桃周囲膿瘍切開術等-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 19 7.32 7.52 0.00% 38.53 - 030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-その他の手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 17 8.12 8.37 0.00% 29.35 - めまい、扁桃周囲膿瘍、副鼻腔炎、上顎洞炎による入院が上位となっています。
耳領域では、突発性難聴 ・加齢性難聴 ・めまい ・中耳炎等、鼻領域では、アレルギー性鼻炎 ・慢性副鼻腔炎 ・好酸球性副鼻腔炎 ・歯性上顎洞炎 ・鼻副鼻腔腫瘍 ・鼻骨骨折等、咽喉頭領域では、扁桃炎 ・咽頭炎 ・喉頭炎 ・咽喉頭腫瘍等、その他、唾液腺腫瘍 ・甲状腺腫瘍 ・嚥下障害等、様々な疾患がありますが、薬などの内科的治療から、手術などの外科的な治療まで一貫しておこなっており、一つの科で診断・治療が完結しています。
特に当院では副鼻腔炎疾患に関して、内視鏡下鼻副鼻腔手術による日帰り〜短期滞在手術を積極的におこなっております。 -
10神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 29 17.52 15.70 0.00% 72.76 - 010230xx99x00x てんかん-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 17 9.71 7.19 0.00% 72.00 - 010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-15歳以上 13 19.92 16.56 15.38% 47.69 - 010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0 13 11.62 16.97 0.00% 67.62 - 010160xx99x00x パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 13 17.23 18.24 7.69% 68.46 - 脳梗塞、てんかん、髄膜炎、多巣性ニューロパチー、パーキンソン病の入院が上位となっています。
脳神経内科では、脳梗塞や脳出血などの脳卒中、パーキンソン病、認知症、脳脊髄膜炎、片頭痛、めまい、けいれん発作、意識障害などが挙げられ、救急を要す病気から慢性的な病気まで幅広く対応しており、脳神経内科として地域の中核をなしており、脳神経内科全般についての超急性期治療を含む専門診療を行うことにより地域医療に貢献しています。
特に超急性期の治療が後遺症に大きく関与する脳卒中(脳梗塞や脳出血)については、脳卒中治療専用の病棟である「脳卒中ケアユニット(SCU)」で早期から専門的な治療を行なっています。
また、理学療法、作業療法、言語療法のリハビリテーション・スタッフも充実しており、早期社会復帰を目指すため、SCUに入室している時点から適切なリハビリを実施しています。 -
11皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 080020xxxxxxxx 帯状疱疹-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 20 8.70 9.29 0.00% 70.60 - 080010xxxx0xxx 膿皮症-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 13 10.31 12.88 0.00% 76.23 - 070395xx99xxxx 壊死性筋膜炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 18.24 - - - 080100xxxx0x0x 薬疹、中毒疹-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0 - - 10.61 - - - 080110xxxxx0xx 水疱症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 28.98 - - - 帯状疱疹、蜂巣炎の入院が上位となっています。
皮膚科の主な治療には、一般的な薬剤による加療、光線治療(ナローバンドUVB/半身型・TARNAV )、外来での処置(液体窒素処置、鶏眼・胼胝処置、切開処置、熱傷処置、褥瘡処置ほか)、重症乾癬、重症アトピー性皮膚炎へ生物学的製剤の使用、水疱症患者さんへのγグロブリン製剤使用、持続陰圧閉鎖療法、外科治療(腫瘍摘出術ほか)、巻き爪のワイヤー法、男性型脱毛(AGE)治療等があります。 -
12泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 11012xxx02xx0x 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 153 6.85 5.22 21.57% 68.11 - 110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 80 7.29 6.85 3.75% 79.33 - 110310xx01xxxx 腎臓又は尿路の感染症-経尿道的尿管ステント留置術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 63 12.06 13.46 36.51% 76.46 - 110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍-前立腺悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 30 11.00 11.19 0.00% 73.23 - 110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 29 10.97 13.52 6.90% 73.48 - 腎結石・尿管結石の上部尿路疾患の手術症例、膀胱悪性腫瘍の経尿道的手術症例が上位となっています。
尿路悪性腫瘍に関しては、2000年代に皮膚を大きく切る手術から小さな傷へと侵襲を減らした腹腔鏡手術を導入し、ほとんどの手術を腹腔鏡で行っております。
2022年からはさらなる患者負担の低減につながる手術支援ロボットダヴィンチを使用した手術を導入しています。
また、手術だけでなく抗がん剤や免疫療法などの薬物治療も積極的に行っており、放射線治療もグループ病院の宇治武田病院と連携して行っています。 -
13呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア1 60 16.88 13.88 5.00% 84.42 - 040040xx99200x 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし-副病:なし-0 52 3.69 2.98 1.92% 73.96 - 040110xxxxx0xx 間質性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 39 24.85 18.65 0.00% 77.28 - 040040xx99040x 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-0 25 8.28 8.33 0.00% 77.88 - 040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 20 13.25 13.59 15.00% 74.50 - 高齢者の肺炎、気管支鏡検査、肺がんの化学療法の入院が上位となっています。
高齢化社会を背景に増加している各種呼吸器疾患に対し、病病、病診連携を生かした地域密着型の医療を行っています。
急性期はもとより、慢性呼吸器疾患のケア、在宅酸素療法、在宅非侵襲的陽圧呼吸療法(NPPV)、悪性疾患のターミナルケアに至るまで、十分なインフォームドコンセントのもとに各患者さんのQOLを第一に考え、全人的視野に立ち診療に当たることを信条としています。 -
14循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0 172 3.45 4.26 1.16% 71.19 - 050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 125 14.91 17.38 2.40% 84.30 - 050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 81 3.11 3.25 0.00% 75.15 050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 63 3.18 3.05 0.00% 70.05 - 050170xx03000x 閉塞性動脈疾患-動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし-0 61 4.71 5.21 1.64% 75.30 - 狭心症、心筋梗塞などのカテーテル治療・検査、心不全、下肢閉塞性動脈硬化症の入院が上位となっています。
当院では24時間常に循環器内科医が院内に常駐する体制をとっており、不整脈科、心臓血管外科との連携の下に、救急疾患の多い循環器疾患に対していつでも対応可能な診療体制となっております。
さらに、健康運動指導士と協力してスポーツを取り入れた心臓リハビリテーションを施行しており、早期の社会復帰および慢性期のQOL改善にも力を注いでいるところです。 -
15糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 78 15.08 13.99 1.28% 71.49 - 10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 12 9.00 10.66 0.00% 74.67 - 10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 - - 13.31 - - - 050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0 - - 4.26 - - - 10006xxxxxx0xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 8.51 - - - 日本人の糖尿病の患者さんは年々増加しています。
その中で、地域の中核病院として、糖尿病の診断、治療を中心に診療しております。
食事療法、運動療法及び薬物療法が基本になります。
また、医師を中心に、日本糖尿病療養指導士、京都府糖尿病療養指導士を含むメディカルスタッフ(看護師、管理栄養士、薬剤師、健康運動指導士、心理士など)と共にチーム医療に取り組んでおります。
また、最新の治療法も積極的に取り入れる努力をしております。 -
16血液透析科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 11 9.36 11.49 9.09% 75.55 - 050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 10 15.10 17.38 0.00% 71.00 - 110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-手術なし-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0 - - 13.81 - - - 100250xx99x20x 下垂体機能低下症-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:なし-0 - - 4.35 - - - 110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術 その他の動脈等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 - - 7.57 - - - (1)慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)の管理および治療、(2)透析療法を有する各科手術患者の管理、(3)急性血液浄化療法を行っています。
そして必要時にはLDLコレステロール吸着療法や血漿交換等の血液浄化療法を行っております。
心臓血管外科に依頼して内シャントを含めたバスキュラーアクセスの造設を行い、内シャント血管の経皮的拡張術は放射線科に依頼して実施しております。
また当院では透析患者の6割が下肢閉塞性動脈硬化症を有しておりますので、看護師と臨床工学技士による透析日の下肢観察を行い、皮膚血流をSPPにより頻回に測定し、すこしでも異常あれば下肢動脈ECHOあるいはMRIによる精査をするなど早期発見に努めております。
本症に合併した重症虚血肢に対しては総合病院のメリットを活かして、皮膚科、形成外科、循環器科と合同で血管内治療を含めた管理治療を行ってADLの改善を図っております。
また腎不全以外にも急性血液浄化療法を必要とする場合には病態に応じてサイトカイン吸着膜を使用しており、エンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)、血漿交換療法なども積極的に実施しております。 -
17血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 130060xx97x40x 骨髄異形成症候群-手術あり-処置1:0-処置2:4あり-副病:なし-0 21 17.52 18.03 0.00% 79.67 - 130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0 19 9.90 9.62 0.00% 76.32 - 130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0 14 11.21 9.80 0.00% 80.93 - 130010xx97x9xx 急性白血病-手術あり-処置1:0-処置2:9あり-副病:0-0 - - 34.93 - - - 130030xx99xaxx 非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:Aあり-副病:0-0 - - 11.37 - - - 骨髄異形性症候群、悪性リンパ腫が上位となっています。
血液内科は急性・慢性の各種白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群などの造血器腫瘍をはじめ自己免疫性溶血性貧血、再生不良性貧血、赤芽球癆などの難治性貧血や特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの出血性疾患を扱います。
近年、分子標的療法剤、抗体療法剤などが血液疾患の治療に用いられるようになり、血液疾患の予後が改善してきています。
髄腫・白血病などは血液のガンと呼ばれ、通常の内臓系の悪性腫瘍よりも専門性が求められています。
診療できる病院も限られており、多くの患者様を紹介いただいています。
当院では、看護部門・薬剤部・検査部・リハビリテーション部門・栄養部門・緩和チームなど院内各専門スタッフと密に協力し、チームで診療しています。 -
18消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)平均
在院日数
(全国)転院率 平均年齢 患者用パス 060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 62 3.50 2.61 0.00% 71.69 - 060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 45 8.07 8.75 4.44% 78.02 - 060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 27 8.22 7.58 3.70% 61.89 - 060190xx99x0xx 虚血性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 25 7.36 8.55 0.00% 70.60 - 060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 22 4.68 5.64 0.00% 53.41 - 大腸ポリープの内視鏡的切除術、総胆管結石・胆管炎の内視鏡的手術の入院が上位となっています。
消化器センター(消化器内科)では、食道・胃・腸・肝臓・胆嚢(たんのう)・膵臓(すいぞう)などの病気を診断し、治療を行います。
主な疾患では、悪性疾患(癌)やポリープ、潰瘍など。さらには腸炎、肝炎、肝硬変、対象となる病気は、お腹の臓器の悪性疾患(がん)、ポリープ、潰瘍、腸炎、肝炎・肝硬変、胆石など。
最近では、逆流性食道炎(胃食道逆流症)の治療も増えています。
いずれにしましても、多様化する消化器疾患に対し最新の治療をご提供しています。
3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | 60 | 15 | 1 | 8 |
大腸癌 | - | - | - | - | 119 | 125 | 2 | 9 |
乳癌 | - | - | - | - | 60 | 22 | 1 | 8 |
肺癌 | 20 | - | - | 42 | 143 | 33 | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | 17 | - | 2 | 6 |
※1:UICC TNM分類, 2:癌取扱い規約
大腸がん・肺がん症例が最も多くなっています。
癌治療においても腹腔鏡手術の導入に力を入れており、現在胃癌、大腸直腸癌手術の大部分は腹腔鏡下手術で行われており良好な成績をあげています。
4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 35 | 10.71 | 56.14 |
中等症 | 190 | 17.17 | 83.48 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
全体の83%が中等症です。高齢になるほど肺炎の重症度および在院日数が上がっていく傾向にあります。
5. 脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 198 | 31.73 | 78.21 | 12.08% |
その他 | 9 | 32.44 | 74.56 | 1.45% |
脳梗塞については、超急性期の血栓融解剤治療にも対応しており、専門治療病床SCUも6床あり、24時間対応しています。
6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
-
1外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 128 0.26 3.54 1.56% 64.98 - K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 55 0.78 2.02 0.00% 72.02 - K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 35 0.20 3.20 0.00% 34.11 - K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 34 1.59 12.06 0.00% 72.59 - K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 31 1.68 4.36 0.00% 64.42 - 外科は胆石の腹腔鏡下摘出術の症例がもっとも多く、鼠径ヘルニア、虫垂炎、大腸ガン等が上位となっています。
外科では1990年7月より全国で2番目の施設として腹腔鏡下胆嚢摘出術を開始しており現在までに約7000例の経験があります。
当初胆石症の治療として始まった腹腔鏡手術はその後急速に適応が広がり現在では様々な良性悪性疾患に広く行われております。
当科では癌治療においても腹腔鏡手術の導入に力を入れており、現在胃癌、大腸直腸癌手術の大部分は腹腔鏡下手術で行われており良好な成績をあげています。
また肝臓癌、膵癌の一部でも腹腔鏡下手術が可能となっています。
良性疾患としては虫垂炎や鼠径ヘルニア手術は現在では大部分が腹腔鏡手術となっていますが、これらの疾患では術後の美容的に優れているといわれる単孔式手術(臍部の小さい傷1か所で行う手術)が導入されています。 -
2整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 97 2.90 33.09 13.40% 79.09 - K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 69 2.83 11.62 0.00% 69.41 - K0811 人工骨頭挿入術(股) 68 3.50 37.34 16.18% 83.32 - K0463 骨折観血的手術(鎖骨) etc. 28 2.00 9.14 3.57% 55.57 - K0821 人工関節置換術(膝) etc. 27 1.30 42.22 0.00% 72.81 - 整形外科は、大腿骨近位部の骨折、股関節、前腕の骨折の手術、変形性膝関節症の人工関節置換術の症例が上位となっています。
-
3脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K142-8 顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術 79 2.71 16.41 0.00% 74.37 - K142-4 経皮的椎体形成術 39 5.56 23.10 12.82% 81.72 - K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) 32 1.97 10.41 0.00% 55.59 - K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 28 0.89 21.89 7.14% 78.54 - K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 19 2.47 30.79 5.26% 75.84 - 脳神経外科は、腰部脊柱管狭窄症の顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術、胸椎・腰椎圧迫骨折の経皮的椎体形成術等が上位となっています。
当院では脳神経外科は主に脊椎に関する手術と脳血管に関する手術に分けられます。
突発的な事故による外傷性脳挫傷にも24時間緊急手術可能です。 -
4呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 30 1.80 9.47 0.00% 70.53 - K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 23 1.44 10.65 0.00% 73.87 - K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 20 3.30 4.40 0.00% 36.35 - K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 14 1.71 10.71 0.00% 71.14 - K931 超音波凝固切開装置等加算 13 3.00 12.31 0.00% 67.46 - 呼吸器外科は肺がん手術、気胸の手術症例が上位になっています。
-
5心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 22 1.23 4.14 0.00% 71.77 - K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) - - - - - - K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) - - - - - - K5551 弁置換術(1弁) - - - - - - K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) - - - - - - 胸部・腹部大動脈瘤に対して、より低侵襲で動脈瘤治療が可能なステントグラフト治療を行っています。
ステントグラフト手術とは、ステントと人工血管(グラフト)を組み合わせた器具(ステントグラフト)を用いて、カテーテル操作によって、動脈瘤を血管の内側から治療する手術法のことです。
腹部では大きく切開することなく、また、胸部では、肋骨を切らずに、体外循環(人工心肺)を使用しないで治療できますので、患者さんにとっては体に優しい治療法と言えます。
心臓(冠動脈)のステントと異なり、大動脈瘤のステントグラフトはシース(挿入するための管、鞘)が6-9ミリ強と太いので、通常、ソケイ部を外科的に切開して実施します。
また、ステントグラフトで治療可能な動脈瘤には、それに適した形、部位がありますので、血管外科医とご相談下さい。 -
6産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K877 子宮全摘術 15 1.67 7.13 0.00% 53.00 - K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 15 1.07 5.27 0.00% 45.13 - K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) - - - - - - K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) - - - - - - K8982 帝王切開術(選択帝王切開) - - - - - - 産婦人科は子宮筋腫、卵巣のう腫等の手術が上位となっています。
良性腫瘍、子宮外妊娠の80%以上を腹腔鏡下に行い、低侵襲の手術を行っています。 -
7眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 11 1.00 1.91 0.00% 78.82 - K2682イ 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) - - - - - - K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) - - - - - - 水晶体再建術とは、白内障に対して行われている白内障手術の術式です。
主に、加齢が原因によって濁った水晶体を眼内レンズに置き換える手術です。
当院では2泊3日の入院で行っています。 -
8耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K368 扁桃周囲膿瘍切開術 19 0.05 5.79 0.00% 37.37 - K3772 口蓋扁桃手術(摘出) etc. 19 0.84 6.16 0.00% 29.47 - K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 0.00 1.00 0.00% 54.82 - K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - - - K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) - - - - - - 耳鼻咽喉科は、扁桃周囲膿瘍の切開術、扁桃炎、上顎洞炎の手術が上位となっています。
-
9泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 160 1.79 4.84 22.50% 68.31 - K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 102 0.42 9.54 30.39% 75.91 - K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 79 1.22 5.01 3.80% 79.25 - K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 29 1.55 8.48 0.00% 73.14 - K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 25 1.04 5.64 0.00% 75.44 - 腎結石・尿管結石の上部尿路疾患の手術症例、膀胱悪性腫瘍の経尿道的手術症例が上位となっています。
前立腺悪性腫瘍等には、患者負担の低減につながる手術支援ロボットダヴィンチを使用した手術を導入しています。 -
10循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 136 1.70 2.58 0.00% 72.03 - K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 86 1.90 4.23 8.14% 77.52 - K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 44 1.02 4.43 0.00% 72.59 - K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 39 2.62 10.28 0.00% 80.36 - K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 27 1.07 4.15 3.70% 68.85 - 狭心症、心筋梗塞などの経皮的冠動脈ステント留置術、下肢閉塞性動脈硬化症の血管拡張術・血栓除去術、心房細動に対するカテーテルアブレーション手術、ペースメーカー移植術が上位となっています。
-
11血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc. 15 18.20 9.33 0.00% 71.47 - K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) - - - - - - K596 体外ペースメーキング術 - - - - - - K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - - - K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - - - 外来化学療法を導入する前は、一旦入院していただき、抗がん剤を投与するための血管の入口を作る手術を行っています。
-
12消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数平均
術後日数転院率 平均年齢 患者用パス K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 70 1.90 4.20 2.86% 74.37 - K688 内視鏡的胆道ステント留置術 25 1.28 7.72 0.00% 73.80 - K654 内視鏡的消化管止血術 20 0.50 18.05 15.00% 81.70 - K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 19 5.11 4.32 0.00% 72.05 - K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 18 0.06 2.11 0.00% 67.06 - 消化器内科は、大腸ポリープ切除術がもっとも多く、また内視鏡的胆道ステント留置術、内視鏡的消化管止血術も多く行っています。
7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 13 | 0.17% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 16 | 0.21% |
異なる | 22 | 0.29% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
手術後の術後合併症の発生率については、医療の質の指標にもなっており、当院も積極的にデータを提供し、また全国的データとベンチマークを行い、自院の改善につなげています。
1.リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
---|---|---|
1,116 | 1,080 | 96.77% |
実施率は96.77%です。引き続き実施率の向上に向けて取り組んでおります。
2.血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1,927 | 1,423 | 73.85% |
実施率は73.85%でしたが、その後感染対策の取り組みで、ASTのラウンド、医師への声かけ、病院全体の研修実施、啓発活動を継続し、現在実施率は93%まで上昇しています。
引き続き実施率の向上に向けて取り組みを継続していきます。
3.広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 |
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436 | 385 | 88.30% |
実施率は88.30%でしたが、その後感染対策の取り組みで、ASTのラウンド、医師への声かけ、病院全体の研修実施、啓発活動を継続し、現在実施率は上昇傾向にあります。
引き続き実施率の向上に向けて取り組みを継続していきます。
- 更新履歴
- 2024/9/25 病院指標公開しました