当院では、近隣の医療機関や介護施設、訪問診療先からの搬送・受入体制を強化するため、病院救急車(モービル)を更新いたしました。
3月28日(木)に納車となり、関係職員に向けて病院救急車の取扱い説明が行われました。
これまでの当院で使用されていた病院救急車とは違い、職員や患者さんにとって多くの利点が搭載された高規格救急車です。
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幅、高さを拡張
全体的に一回り大きな車室で後部スペースは車幅も広く、高さ185センチのハイルーフ仕様のため、かがむことなく処置などに専念することが出来ます。
持ち手も数多く取り付けられ、安全にも配慮されています。
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収納庫の多さ
機器や医療道具を装備する収納庫が増えました。
患者さんの容体に合わせたスムーズな対応が可能となります。
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幅、高さを拡張
運転席から後方へ空気が流れるよう空調設備を整え、隔壁用のスクリーンカーテンと併せて感染リスクにも配慮されています。
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サイレン操作の手軽さ
安全走行のため、サイレンなどの操作は運転席と助手席の両方で可能となりました。
サイレンも住宅モードや多数の自動アナウンスも搭載されています。
地域の方々に、安心安全の医療が提供できるよう今後も努力してまいります。
救急救命士の活動
当院には現在9名の救急救命士が在籍しており、医師や看護師などのタスクシェアリングへ大きく貢献しています。
今後はさらなる救急体制強化のため新たに導入された高規格救急車を活用し、近隣の介護施設や診療所からの救急患者搬送・病院間の転院搬送に力を入れていまいります。
皆さまのご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。