7月20日(土)、「京滋骨を守る会」の運動講習会が当院・西館で開催されました。
換気や定期的な水分補給、手指消毒や間隔を空けるなど、十分な熱中症対策と感染症対策を徹底して実施しました。骨のことや筋力ストレッチについて、21名の参加者が学びました。
最初に京滋骨を守る会の理事長を務める松末吉隆先生(武田総合病院・リハビリセンター長)がご挨拶。
「本日は梅雨明けの大変蒸し暑い中、足を運んでいただきましてありがとうございます。夏の暑いときは外で運動することができませんので、屋内でできる運動が良いと思い、今回の運動講習会を基本に、ストレッチ体操、筋力運動の習慣をぜひ身につけてください。骨を鍛えることは筋肉を鍛えることにつながり、それは健康寿命を延ばすことになります。」とお話されました。
次に、疾病予防センターの健康運動指導士・今井優科長が、「運動は裏切らない、コツコツ体操」をテーマに指導。
前半は座ったままでもできるストレッチ体操と上半身の筋力運動を、後半は立ってする下半身の筋力運動、認知機能低下を予防する運動、肩まわりリラックス体操を行いました。
今井科長は参加者の方に「伸びている部分を意識し、息をこらえないように大きく吸って、吐くのは長くするように心がけましょう。痛いと感じたら我慢せず緩めてください。」と呼びかけていました。
最後に、「ストレッチ体操は、毎日家事や用事をする前後にしましょう。体を動かすには、肺に空気を入れなくてはなりません。年齢を重ねると肺活量も低下します。ストレッチ体操で肩や胸、肩の後ろ側の筋肉を柔らかくし弾力性を良くして横隔膜に力をつけてください。」と話されました。
今年の講演会は12月7日(土)京都女子大学で開催予定です。参加費は無料ですので、皆様お誘い合わせのうえご参加ください。
健康寿命を伸ばして、心身ともに楽しく過ごしましょう!