糖尿病科
Q&A特集
- Q1. 大学医局との関係はありますか。どのような医師が集まっていますか。
- 部長を初めとして科員の多くは京都大学医学部糖尿病内分泌代謝内科(旧第2内科)の出身で、現在も医局構成員という位置づけです。
- Q2. どのような患者さんがこられますか。
- 多くは2型糖尿病ですが、小学校高学年以上の1型糖尿病や妊娠糖尿病の症例も、近隣の医院や他科からご紹介いただいております。
Co-Medicalから強力な応援があり理学療法を手厚くできるのが当科のストロングポイントであり、カーボカウントや様々な運動療法を駆使して、特殊症例にも濃厚な診療が出来ている自信があります。私立の病院ではコスト面でなかなか許容されにくいようなフットケア外来や腎症予防外来も、病院の理解のもとで行わせていただいています。 - Q3. どのような診断・治療機器がありますか。
- 持続インスリン注入器(CSII)、持続血糖モニタリング(CGM)、24時間血圧計(ABPM)といった計時的変化を捉えて加療できる機器を複数台備えています。また、Co-Medicalの協力のもとで体脂肪計測も行っています。特に内臓脂肪量の測定が精密にできるDual Scan(オムロン社)は京都大学が共同開発にあたった機器で、備える施設は全国的にも限られています。
- Q4. 症例件数はどのくらいですか。初期・後期研修医の受け持ち患者数(1日当たり・年間)は何名程度ですか。
- 外来症例は当院だけで毎日50〜60、計1000名強で、入院は常時10〜20名、研修医の先生には余裕があるだけの入院患者を担当してもらっています。
社会的な問題が大きいと考えられる症例や非教育的症例はできうるかぎり外すように心がけています。 - Q5. 初期・後期研修医の教育活動・評価はどのように行っていますか。
- 初期研修医は指導医とともに入院症例を担当する以外に、各専門外来の見学や救急対応の診療にあたります。カンファレンス・回診では担当患者のプレゼンテーションを行う他に、学会発表の機会があります。
- Q6. どのような資格が取れますか。
- 日本糖尿病学会認定教育施設なので、糖尿病専門医資格が取得可能です。
- Q7. 後期研修医終了後の進路はどうですか。
- 当院で残ることも可能ですが、京都大学大学院への進学も考慮されます。
- Q8. カンファレンス、その他の勉強会はしていますか。
- 医師のみのカンファレンスと、CoMedicalとの連携カンファレンスの週2回院内カンファレンスがありますが、武田グループの糖尿病科全体で連携会議を毎月行っており、希望者はグループ他院の抄読会や勉強会に参加可能です。
- Q9. 勤務時間はどの程度ありますか。余暇はどのように過ごされていますか。
- 週2回の研究日が設けられており、義務的な拘束時間はさほど多くないと認識しています。
- Q10. 女医でも就職できますか。
- 職種上、肉体的にハードな作業はないと思います。
- Q11. その他、科の「売り」など、自由にアピールをお願いします。
- 医局との関係は深いと思いますが、一方で在野の病院なので自由にアイデアをだせば採用され、自ら仕事を面白くしていくことが許される状況です。
またそれに必要な機器やマンパワー(CoMedical)は潤沢にあります。