脳神経内科
Q&A特集
- Q1. 大学医局との関係はありますか。どのような医師が集まっていますか。
- 常勤医6名のうち、5名は京都大学神経内科の医局に所属しています。出身大学や医局にかかわらず、当院での研修は歓迎いたします。
- Q2. どのような症例が経験できますか。
- 脳血管疾患(脳梗塞など)、変性疾患(パーキンソン病、認知症など)、感染症(脳炎、髄膜炎など)、免疫性神経疾患(重症筋無力症、ギランバレー症候群など)、機能性疾患(片頭痛、てんかん、運動異常症など)等、救急を要する疾患から慢性疾患まで、幅広い症例が経験できます。
- Q3. どのような診断・治療を行っていますか。
- 病歴聴取や身体診察に基づいた神経学的診断が基本です。画像検査(CT・MRI・RIなど)、生理検査(脳波・神経伝導検査・針筋電図など)等を補助診断として行います。特殊治療としては、血漿交換、免疫グロブリン大量療法、ボツリヌス療法などを行っています。
- Q4. 症例件数はどれくらいですか。初期・後期研修医の受け持ち患者数は何名程度ですか。
- 脳神経内科としては、年間入院患者数は約500名、外来患者数は1日約60名、平均入院患者数は約35名です。初期研修医は指導医とともに5名程度、後期研修医は主治医として5-10名程度を担当します。
- Q5. 初期・後期研修医の教育活動・評価はどのように行っていますか。
- 初期研修医は指導医とともに入院症例を担当する以外に、専門外来の見学や救急対応の診療にあたります。毎週カンファレンスや回診で担当患者のプレゼンテーションを行うほかに、学会発表の際には丁寧な指導が受けられます。後期研修医は上記に加え、外来診療や他科からのコンサルテーションおよび生理検査の判読・施行にも携わります。
- Q6. カンファレンス、その他の勉強会はしていますか。
- 入院症例カンファレンス・画像カンファレンス(放射線科と合同)・脳波カンファレンスをそれぞれ週1回、教育回診を週1-2回行っています。
- Q7. どのような研究活動、学会発表、治験などを行っていますか。
- 年に数回、日本神経学会近畿地方会、日本内科学会近畿地方会、京都医学会などへの発表を行っています。治験についても第II相、第III相の治験に協力しています。
- Q8. 後期研修終了後の進路はどうですか。
- 医員として当院に残る、医局を通じて他の病院へ就職する、大学院へ進学するなど、希望に応じて選択できます。
- Q9. その他、科の「売り」など、自由にアピールをお願いします。
- 脳神経内科としては地域の中核病院で、他院からの紹介も多く、急性期から慢性期まで豊富な症例を経験できます。特に神経生理に関してはスタッフ・機器ともに充実しており、十分な研修が受けられます。明るく楽しい脳神経内科を目指していますので、是非一緒に働きましょう。