アクセス

救急外来

075-572-6331

急患は24時間受付(内科・外科・循環器内科・脳神経外科・小児科・産婦人科のみ)

診療科・部門

放射線科

放射線科では、胸部や骨などを撮影する一般撮影(レントゲン)検査、胃・大腸のバリウム検査やERCPなど消化器系検査をするX線透視検査、CTやMRIのコンピュータ断層撮影、心臓や脳などの血管を撮影治療する血管造影検査、その他に骨密度測定検査、マンモグラフィなどの検査を診療放射線技師14名、事務4名で行っています。

放射線技師は24時間365日いつでも検査できるように勤務しています。また毎月の院内放射線科勉強会の実施、院外の学会や勉強会・研究会への参加を通じて専門知識や技術の向上に努めています。

年間件数(2023年度実績)

一般撮影 43,666件
マンモグラフィ 1,059件
骨塩定量 1,006件
X線透視 1,838件
CT 22,396件
MRI 8,131件
血管造影 948件
紹介検査 1,790件

スタッフ紹介

X線CT認定技師 1名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 2名

検査紹介

  • 一般X線撮影検査

    一般X線撮影検査

    体を透過したX線の強弱を画像化する検査で、レントゲン検査とも呼ばれています。CTやMRIなどと比べ短時間で撮影できるため、最初に選択されることが多く、胸部(肺)や腹部、骨・関節などの撮影を行います。

    当院では、フラットパネルシステム(コニカミノルタ社製 AeroDR)を導入し、放射線被ばくの低減や画質の向上を行っています。

  • ポータブルX線撮影

    ポータブルX線撮影

    検査室への移動が困難な患者さんのX線撮影は、移動型のX線装置を使用し救急室や病室などで撮影します。ポータブル撮影もフラットパネルシステム(FPD)を使用しているため、移動先で画像確認ができ検査効率が飛躍的に向上しました。またポータブル撮影用FPDは、充電式で災害時や停電時でも検査が可能です。

  • 骨塩定量検査

    骨塩定量検査

    当院では、ホロジック社製Discovery Ciを導入しています。DXA法(二重エネルギーX線吸収法)を用いて、骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定し、骨粗しょう症や代謝性骨疾患の診断、予防や治療に役立ちます。

    検査結果は、骨密度のほか、同年齢の平均および若年成人と比較した数値が得られます。検査は、仰向けに寝て腰椎や股関節を測定します。検査時間は、5~15分程度です。

  • マンモグラフィ

    マンモグラフィ

    マンモグラフィは乳房X線撮影のことです。乳房はやわらかい組織でできているため専用の装置を使用し撮影を行います。乳房を圧迫板で圧迫、固定し乳房内の乳腺を伸展した状態で撮影をすることで、正常乳腺と病変の重なりが少なくなり病変の範囲や形状の判定をしやすくします。また。圧迫により厚みが減り、被ばく量を減らすことができます。 令和2年3月にフラットパネル検出器型の新装置(キャノンメディカルシステムズ社製 MAMMOREX Pe・ru・ru)に更新しました。

    当院は「マンモグラフィ検診施設・画像認定施設」を取得しています。

    当院は京都市の乳がん検診指定医療機関です。

  • X線透視検査

    X線透視検査

    X線透視撮影とは、X線を用いてリアルタイムに観察部位をモニタに映し出し検査を行います。造影剤を使用して、消化管(胃・小腸・大腸)検査、脊髄腔検査、尿路検査、胆道検査や骨折や脱臼の整復術にも使用します。

    当院では、2018年5月にフラットパネル検出器を搭載した装置(キャノンメディカルシステムズ社製 ZEXIRA)に更新しました。従来装置より放射線被ばくが少なく、高画質となり、質の高い画像情報を提供できるようになりました。

  • CT検査

    CT検査

    CTとは、X線を回転させながら人体に照射し、コンピュータで解析することで体の断面を画像化する検査です。

    当院は、320列Area Detector CT(キヤノンメディカルシステムズ社製 Aquilion ONE ViSION Edition )と80列マルチスライスCT(キヤノンメディカルシステムズ社製 Aquilion PRIME)の2台が稼働しています。

    320列CTは面検出器を搭載し、1回転、0.275秒で体軸方向16cmの広い範囲での撮影が可能であり、特に冠動脈や脳血管検査を得意としています。また、開口径が拡大され、検査における圧迫感や閉塞感が軽減しました。

  • MRI検査

    MRI検査

    MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像診断法)検査は、磁気を使って体内を撮影する画像診断法です。放射線を使わず強力な磁場と電波を利用して画像を得るので被曝がなく安心して受けていただけます。造影剤を使用せず主な血管の画像が得られるなどの特長があります。

    当院では、1.5テスラ装置(キヤノンメディカルシステムズ社製 VANTAGE Orian)と3.0テスラ装置(SIEMENS社製 MAGNETOM Skyra)を導入、高画質・高鮮鋭度の画像を撮影できます。

    心臓疾患には造影剤を使用した検査や負荷薬剤(ATP製剤)を用いて心臓に負荷をかけて行う「心臓Perfusion検査」で心筋虚血の診断も行ってます。

    またMRI対応のペースメーカーであれば撮影可能な体制を整えています。

    不整脈デバイス患者のMRI検査情報サイトはこちらから

  • 血管造影検査

    血管造影検査

    血管内にカテーテルと呼ばれる細長い管を挿入し、目的の部位までカテーテルを進めたあと、造影剤を注入して血管を撮影し、血液の流れをリアルタイムに見ることができます。そこで血管の診断、治療を行います。

    当院では、心臓疾患に対応した心臓カテーテル検査室、脳疾患や消化器疾患、不整脈疾患に対応したDSA検査室があります。そして、各臓器に合わせて診断、治療を行っていきます。もし治療が必要と診断されると、各臓器に薬剤を注入したり、閉塞した血管を再開通させる、あるいは血管を塞栓するといった方法などさまざまな種類の治療手技を行います。

    血管撮影検査室には、様々な職種のメディカルスタッフが携わっており連携、協働し、チーム医療を行い、一人一人の患者さんの検査・治療をサポートしています。

    血管撮影装置「ARTIS icono D-spin」について

お困りごとはありませんか?