現在の専門を選んだ理由 |
医師になったばかりの頃の内科研修中に、白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液悪性疾患に対する薬物療法は大幅に生命予後を改善することに魅力を感じました。同時に、治療薬の進歩でさらなる治療成績の向上も期待できると思い、血液内科に入局しました。 |
治療指針や患者さんとのかかわり方 |
血液悪性疾患の治療成績は向上してきておりますが、すべての患者さんが治癒するわけではありません。また、疾患によっては薬物療法での治癒が期待できないものもあります。
生命予後や有害事象などを勘案した治療成績により標準治療が定められますが、その過程において治療のために費やす手間や時間、入院期間の長さなど患者さんの負担はそれほど考慮されていないと感じています。病気の性質や患者さんの価値観・人生観を踏まえたうえで、患者さん一人一人に一番良いと思える提案をしています。 |
PRしたいこと |
御高齢の方でも治療により良くなる病気は少なくありません。まずは気軽にご相談して頂けたらと思います。 |