武田病院グループ：保険・医療・福祉のトータルケアを提供する京都の病院

軽費老人ホームヴィラ城陽　管理栄養士　主任　青木 喜久子

みなさんは、発酵食品というと、どんな食品を思い浮かべますか？

ヨーグルト？キムチ？納豆？今流行の塩こうじ？どれも正解です!! 毎日の料理に当たり前に使われて いる、しょうゆ・みそ・酢・みりんなどの調味料も一年以上熟成された「発酵食品」です。

発酵とは、カビや酵母などの微生物の働きによって食物中の糖質やたんぱく質・でんぷんなどが分解され、あらたに体にとってよい成分が作り出されることで、こうして出来た食品が発酵食品と呼ばれています。

発酵された食品は独自の「香り」が生まれます。(納豆の強烈な香り、パンの香ばしい香り、ワインの香りなど・・実にさまざまです)　また、「うまみ」も生まれ、料理の味をひときわアップさせてくれます。

この他にもビールやチーズ・漬物(ぬか漬)など、私たちは特に意識しなくても日常的にたくさんの発酵食品を口にしていることになります！

<発酵食品がからだにもたらす効用>
　＊腸内環境を整える
　＊免疫力アップ
　＊便秘解消
　＊血流改善
　＊疲労回復
　＊アンチエイジング効果

毎日を元気に過ごすためには、日頃の食事がとても大切になります。 発酵食品の力が生きる力をアップしてくれます。

旬の食材に発酵食品をプラスした食事を摂り入れてみませんか！